稲上耳鼻咽喉科・気管食道科|津市河芸町東千里の耳鼻咽喉科

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熱中症予防について

梅雨も明け暑くなってきましたね。夜も寝苦しく年々暑さが増しているようにも感じます。そこで今回私は熱中症予防について調べてみました。

熱中症とは体の機能が上手くはたらかず、体温が上がり過ぎてしまうことで起きる症状のことです。人の体は暑いときには汗をかいたり皮膚表面の温度を上昇させたりすることで、体の内部が熱を持ってしまわないように調節しています。しかしさまざまな理由から体温調節がうまくいかなくなってしまうと体温が上がり、熱中症になってしまうそうです。また、気温が高いだけでなく、湿度が高かったり、風が弱かったりすることも熱中症の原因になるそうです。

・水分補給
喉が渇いてなくてもこまめに水分補給を。特に汗をかいたあとには適度な塩分も補給を。
・睡眠環境を快適に保つ
エアコンや扇風機を使って睡眠環境を整えよう。寝ている間の熱中症を防ぐとともに翌日の熱中症予防にもなります。
・衣服の工夫
通気性の生地を選び、吸水性や速乾性に優れた素材を選ぶとよいでしょう。
・日差しを避ける
帽子をかぶり、日傘をさすことで直射日光を避けましょう。

熱中症予防のための食事
暑くて食欲がなくなってしまいますが、バランスの良い食事をとりましょう。

・ビタミンB1(豚肉、マイタケ、ゴマ、大豆、落花生 など)
ビタミンB1にはエネルギーの元である糖質をエネルギーに変える働きや疲労回復の効果があります。
・ビタミンB2(豚肉、鶏肉、味噌、大豆、チーズ、鮭 など)
タンパク質、糖質、脂質の三大要素をエネルギーに変える働きがあります。お肌にも良いそうです。
・ビタミンC(ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、いちご、オレンジ など)
疲労回復効果、免疫機能向上の効果があり夏の暑さの疲れに最適です。
・クエン酸(梅干し、レモン、キウイ、お酢 など)
疲労回復、肉体疲労軽減、美容効果あります。汗と一緒に流れて不足してしまいがちなミネラルの吸収も高めてくれます。

今年の夏も暑くなりそうですが、できるだけ炎天下での活動を控え水分をこまめにとり、夏を乗り切りましょう!