2023/01/06
新年あけましておめでとうございます。
大晦日からお正月にかけて、毎年全国的にお祝いムード一色となる日本。日本では年越し蕎麦、おせち料理、しめ飾り、門松、除夜の鐘などいろんな文化がありますが、世界のお正月事情はどのような感じなのか、新年に行われる風習などについてご紹介します。
▼スペイン
≫0時の鐘と同時に12粒のブドウを食べる。
12粒のブドウが1年の12ヶ月を表し、全て食べ切れたら1年を幸せに過ごせるという言い伝えがあるそうです。一見簡単そうですが、0時の鐘が鳴っている間に食べ切ることが条件で3秒に1個食べないといけないので、少しきついんだとか‥。
▼ブラジル
≫白い服を着る、桃・ブドウ・リンゴ・ヒラマメを食べる、シャンパンを飲む、海で波を7回飛び越える。など
日本のお正月は寒い冬の時期ですが、ブラジルは真夏にお正月を迎えます。年越しの瞬間には花火が打ち上げられ、多くの人で賑わうそうです。
▼デンマーク
≫隣人や友人の家のドアにお皿を投げつける。
お皿を投げつけられた家は1年を幸福に過ごすことができ、投げつけられるお皿の枚数が多いほど良いとされているそうです。高価なお皿も容赦なく割ってしまうこともあるようで、後片付けも大変そうですね‥。
▼フィリピン
≫丸い果物を食べたり、水玉模様の服を着る。
フィリピンでは丸い物は縁起が良く、金運が上がるとされています。『 丸い物=お金 』という発想が斬新。丸い果物にはバナナやパイナップルも含まれるようで、ルールはかなり緩いようです。
わたしはインドネシアと韓国で年越しを迎えたことがありますが、インドネシアでは花火が上がったり、現地の家からも花火や爆竹が鳴り響いていたり‥。
韓国では、1月1日よりも旧正月(2023年は1月22日)を大きな行事として祝うそうで、日本だったらお休みのお店が多いですが、韓国では1月1日の祝日以外はほとんどのお店が通常通りで普段と変わらない印象、旅行に行ったときはラッキーでした!
世界のお正月は国によってさまざまで、新しい年のスタートを喜ぶ気持ちは世界共通であることがわかりますね。
他の国ではパーティーのようにお祝いしているイメージに比べると、日本の落ち着いていて丁寧に過ごしているのも素敵だなと思いました。